日本ナレーション演技研究所にサラリーマンが通ってみた結果(37歳/男性)

自分は、大阪府に住む37歳の男性、会社員です。会社員が「なぜ声優養成所に通うことになったのか」というと、会社の同僚が声優養成所に通っていたからです。

会社の同僚が声優養成所に通っていることを聞いた時に、初めは自分も「会社員でなぜ声優養成所なんだ?」と思っていました。

しかし、同僚から理由を聞いて自分も声優養成所に入ろうと思いました。それは、声優養成所に通っている生徒たちは、「学校の先生で演劇を教えたいから」という人や「医療関係者でリハビリに活かしたい」という人がいるからでした。声優養成所は、声優になるための学校ではなく、声優になるための「美しい発音と発声」を身に着けることができるので、会社員とは別で演劇をしている同僚は、声優養成所に通っているのでした。

自分は演劇をしているわけではないのですが、副業としてYou Tubeでゲーム実況などの動画をアップしているため、声を出して少しですがお金を稼いでいます。自分の動画を観ていると、声が吃っていたり、低くてなにを言っているのか聞こえにくい部分もあったりするので、声優養成所に通って発音や発声したら今言ったいった悪い点も改善できるのではないかと思い、声優養成所に通うことにしました。

自分が選んだ声優養成所は「日本ナレーション演技研究所」です。会社の同僚がここで学んでいたこともあったのですが、授業回数を「週1~」と選択することができるので、社会人の自分でも通いやすいと思ったからです。オーディション内容は、書類審査ではプロフィールの他に、演技経験の経歴・自己PRや写真を張り付けて提出し、筆記試験では、小学校高学年から中学生程度の漢字問題に、簡単な論文を書かきました。

実技試験では、オーディション当日に渡された原稿読みと、30秒間の自己PRをする指示があったので、恥ずかしながらもなんとかやり遂げ、無事合格しました。オーディションを受けた感じは、「決して難しいものではない」ので、ある程度の知識と度胸があれば問題ないと感じました。

日本ナレーション演技研究所の授業内容は、滑舌や発声、演技、朗読など発音や発声を中心にレッスンを受けました。講師も様々で、声優、俳優、ナレーター、演出家などが指導してくれるので、とても参考になりましたし、勉強になりました。

自分は、声優や俳優などになりたかったわけではないので、デビューなどはしませんでしたが、この学校で学んだことは、今のYou Tubeのゲーム実況にとても役に立っていると感じています。発音と発声が良くなった分、声が聞き取りやすくなりましたし、言葉に吃ることが少なくなりました。

他にも通って良かったと感じるところは、「度胸がついた」ことです。やっぱりそのことに対して自信がなかったりすると、声が出ていなかったりしていましたが、レッスンで演技などをして恥ずかしいというのがなくなり、度胸が付いたのだろうなと感じています。

声優養成所に入ろうと思っている人へアドバイスは、声優や俳優としてデビューを目指している人は、発音や発声が良くなるのでおすすめですが、発音や発声が良くなることで、他のことにも利用することができるので、通いたいと思ったのなら通った方が良いと感じました。現在は通っていませんが、自分は良い勉強になったと思っています。

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