代々木アニメーション学院札幌校に2年通ったが声優にはなれなかった(33歳/女性)

私は過去に声優を目指していたことがあります。私は現在、33歳の女性、北海道在住で職業はコールセンターに勤務しています。

幼いころからアニメやマンガが大好きで大人になってからもアニメはずっと見ていました。

高校卒業後、大学に進学しましたが本当は声優になりたい気持ちがありましたが、両親を説得することができず、大学の文学部に進学し、大学卒業後一般企業の事務として就職しました。

事務員として勤務する中でどうしても声優の仕事がしたいという気持ちを捨てきれずにいました。結局、事務員生活は2年で終了しこの間に貯金したお金で代々木アニメーション学院札幌校に入学しました。

札幌市に住んでいたので一番近いこの学校を選びました。オーディションでは、課題として出されたアニメのキャラクターになりきり面接官の前でセリフを演技する試験とその役について、どのような気持ちで演技をしたのかを話しました。

授業内容は、学校に通いだす前に想像していたよりもかなり厳しくて慣れるまではとても大変でした。喜怒哀楽の感情を瞬時に声で出すための訓練が私はとても苦手でした。

講師の合図に従って怒り出したり、大声で笑ったりなど上っ面だけの表現をしてしまうと講師から容赦なく指導が入り最初のころは心が折れそうになることもありました。

あと、授業以外の休み時間に自主練として腹筋と背筋などの筋トレを行っていました。良い発声をするには体を鍛えることがかなり大切になります。在学中に私が好きだった授業は、アフレコの授業です。実際にマイクの前に立っていろいろなアニメーションを教材に使ってアフレコの技術を磨いていきます。

実際の声優のお仕事に近い環境での授業なのでいつもすごく楽しみでした。そのほか、ダンスレッスンやナレーションの授業もあり今まで経験したことのない分野には苦労もしましたが同期の仲間たちと励ましあいながら楽しく過ごしていました。

学費は、入学金が20万円、1年次と2年次の年間授業料がだいたい264万円くらいでした。

講師の方々はとても個性的な方が多く時に厳しくときに励ましていただきました。代々木アニメーション学院札幌校は、授業の時間割は午前クラスと午後クラスの2部制になっています。私は午前クラスに通い、午後からは同期の友人たちと自主練習をしたりアルバイトをしたりしていました。

2年間の学生生活を終了したあとに東京に行き声優オーディションを受けましたが、結果はすべて落選してしまい声優にはなれませんでした。

学校を卒業後は特に声優学校には通っていません。私は、この声優学校時代に鍛え上げた発声を活かし現在は通信会社のコールセンターに勤務しています。

コールセンターではクレーム対応の時に感情をこめて謝罪するなど、声優養成所で身につけた技術がかなり役立っています。

これから声優養成所へ入ろうか迷っている方にはぜひ入学をお勧めします。私は一度社会人になってから入学しましたが、その後の人生でも使えるスキルが身に付いたので後悔はありません。ぜひ声優を目指して頑張ってください。

※代アニ声優コースは以下で詳しくレビューしています。

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